山形緞通のふるさと納税

工房所在地・山形県山辺町にふるさと納税をされた寄附者様に、山辺町より返礼品として私たちのじゅうたんをご提供しています。

[返礼品の種類]

すべての製品
山形緞通が展開するすべてのじゅうたんが返礼品対象です。ふるさと納税ポータルサイトより、豊富なサイズと色調の中から、お好みの一枚をお選びいただけます。
オーダーメイド品
寄附者様のオーダーメイドじゅうたんを製作し、返礼品としてご提供いたします。ふるさと納税ポータルサイトより、希望サイズとデザインに応じたオーダーメイドプランをお申し込みいただけます。

尚、本サイトでは、ポータルサイトで承れないサイズや、じゅうたんの「敷き込み」プラン、ご希望の寄附学(納税額)に応じたオーダーメイド品の相談も承ります。

返礼品Products

すべてのラインナップ

↗︎ すべての製品をECで見る

  • 古典ライン[手織緞通]

    世代を超えて百年ご愛用いただける、最上級の手織じゅうたんです。日本の景色を織り込んだ古典の図柄が、創業期より大切に受け継がれています。

  • スタンダードライン[手刺緞通]

    毎日の暮らしに寄り添い、どんな空間やインテリアにも自然と溶け込む、シンプルで上質な無地の定番じゅうたんシリーズです。

  • デザイナーズライン[手刺緞通]

    様々な領域で活躍するデザイナーたちとのコラボレーション、共同開発によって生まれた個性豊かなじゅうたんシリーズです。

  • 現代ライン[手刺緞通]

    日本の空と四季によって移ろう山々の景色を、グラデーションで表現したじゅうたんシリーズです。

  • 新古典ライン[手刺緞通]

    日本の古典柄を現代の視点で再解釈し、リデザインしたじゅうたんシリーズです。

  • インテリア[手刺緞通]

    じゅうたんの手仕事と品質を活かして生まれた、毎日のインテリアシリーズです。

  • ふるさと納税限定品[手刺緞通]

    ふるさと納税返礼品限定のじゅうたんです。

オーダーメイド品

オーダーメイド品お申込みの流れ

  • 1

    プランを選ぶ

    ふるさと納税ポータルサイト、本特設サイトからご希望のプランをお選びいただきます。

  • 2

    お問い合わせ

    ご寄附申込の前に、本特設サイトよりご希望のプランと内容をお問い合わせいただきます。

  • 3

    お打ち合わせ

    担当者より、メールやお電話にて、ご希望のプランに応じたサイズやデザイン等の仕様についてお打ち合わせいたします。

  • 4

    仕様の確定

    ご希望のプランに応じた仕様を確定します。

  • 5

    ご寄附

    ポータルサイトより、ご寄付をお申込みいただきます。

  • 6

    製作

    ご寄附の完了後、確定した仕様に沿ってオーダーメイド品を製作します。

  • 7

    完成・納品

    完成後、事前にお打ち合わせしたご納品日に沿ってオーダーメイド品をお届けします。

ラグ

◯無地 or オリジナルデザイン
◯手織緞通 or 手刺緞通
◯7m×️7m以内まで

敷き込み

◯無地 or オリジナルデザイン
◯手織緞通 or 手刺緞通
◯5m×️5m以上〜

歴史History

山形緞通は、昭和10年(1935年)に山形県山辺町に創業したオリエンタルカーペット株式会社によるじゅうたんブランドです。創業以来、日本で唯一、糸づくりから染色、織り、仕上げ、アフターメンテナンスに至るまで、じゅうたんの全製作行程を自社の工房で一貫管理し、日本の生活様式・風土に根差した上質なじゅうたんを作り続けています。

創業初期より変わらない工房社屋
手織緞通の織り風景

東北の小さな町で掲げた主工芸品による地域振興という社会性、世界的にも稀有な一社による厳格な生産体制が生み出す高品質が、時代を超えてお客様に受け入れられ、帝国ホテル、ホテルオークラ、赤坂迎賓館、京都迎賓館、帝国劇場、歌舞伎座、皇居新宮殿、バチカン宮殿等、様々な施設にじゅうたんを製作納入して参りました。

1964年、バチカン宮殿に納入された手織緞通
1968年、皇居新宮殿「春秋の間」にお納めした手織緞通

ものづくりを通じて、日本の特異なじゅうたん製造事業として国内外より注目され、多くの美術家、芸術家、政財界の要人らがはるばる山辺町まで足を運び、工房を訪れるようになります。昭和35年(1960年)には、昭和天皇・香淳皇后よりご視察を賜り、地域に希望と活気がもたらされます。

1950年代、GHQ 繊維課の視察
1960年、昭和天皇・香淳皇后のご視察風景

また、工芸性と実用性の共存が多くの建築家やデザイナーの関心を集め、シャルロット・ペリアン、吉田五十八、村野藤吾、吉村順三、谷口吉郎、丹下健三、剣持勇、渡辺力といった、日本の建築・デザイン・住まいの発展に大きな影響を与えた巨匠たちの設計の下、様々なものづくりとプロジェクトを手掛けて参りました。

1941年、シャルロット・ペリアンの手織緞通を製作
1960 年代、建築家・谷口吉郎の工房視察

世界に誇れる最高品質のじゅうたんを、山辺の地の手仕事によって創り続け、地域社会と文化の発展に寄与する。暮らしを足もとから支え、毎日の喜びを紡いでゆく。創業時より変わらない、私たちの経営理念です。

品質Crafts

山形緞通の最大の特徴は、製品の極めて高い品質と耐用性です。工房に深く息づく「品質こそ、デザインなり」の精神、原料の上質な羊毛の研究開発、じゅうたんの全製作行程を自社の工房で一貫管理する世界有数の生産体制が、ものづくりを支えています。

創業時、北京より緞通技術者 7 名を招聘し、直接技術を習得しました。「緞通」とは、ペル シャ絨毯と共に、古来より続く世界最高級のじゅうたんの名称。前者が比較的薄く作られているのに対して、重厚な風合いと肌触りが特徴です。

製法は、古来より続く伝統を大切に受け継いだ「手織緞通」と、品質を維持しながら量産化 を果たした「手刺緞通」の 2 種類です。創業以来、約 90 年間に渡って、日本の素足の生活様式、風土に根差したじゅうたんを独自に研究、製作し続けています。

上質な羊毛、堅牢な染色、緻密な織りと仕上げの手仕事を通して生まれた緞通は、時代を超 えてご愛用いただける最上級の敷物であり、歳月の経過と共に風合いと肌触りが艶やかに 増す、日用の美品です。

工房の来賓室に敷かれた、約80年前に制作された手織りのじゅうたん。土足による雨、雪、埃、窓からの陽光に毎日晒されながら、今なお少しも褪せず、豊かな弾力と、しっとりと落ち着いた質感を宿しています。

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